そしてついに拓真の名前が地獄通信に書き込まれた。彼の前に地獄少女が現れる。物語の終わりは誰も想像できない出来事だった…。
刑事の妹・蛍は拓真に残された唯一の味方だ。捕まえようと追い詰める住民から、彼女は必死に拓真を守ろうとする。
一人、またひとりと街の住民が姿を消していく、地獄流しの連鎖は止まることがない。そしてそれは全て、拓真の仕業と住民たちは思っているのだ。
周囲から拓真への疑惑は日に増していき、街は重苦しい雰囲気に包まれている。そんな事件に刑事の捜査が始まるが…。
母が死に、父が重症となった拓真に、両親殺害の嫌疑がかけられる。近隣住民からは疎まれ、孤独を感じている拓真。そこに謎めいた少女・せりが現れる。
捨てられる女・洋子は藁人形を隠し持ち、男に必死にすがりついている。その様子を見ているのは骨女だ。彼女の胸に去来する時代を超えた切ない想い…。
いつも仲良しの樹里と麻里。学校でもプライベートでもいつも一緒だ。しかしこの二人を繋いでいるのは、藁人形の赤い糸なのだ。
輪入道が訪れた温泉旅館。すっかり新しくなった旅館だが、ここは輪入道にも思い出のある場所だ。その出来事とは…。
ついに結婚を決めた里奈は、将来に夢を膨らませていた。そこへ一本の電話が入る。それはかつて家を出て行った母が戻ってくるという知らせだった。
地獄少女と契約した寧々。ターゲットは自分の母親だ。しかし母親はかつてあいと契約し、藁人形の糸を引いた依頼者でもあったのだ。