太陽が昇り、運命の日が訪れた。安土城を空け渡す約束の刻限までは残りわずか。幻妖斎は己の勝利を確信してほくそ笑む。その頃、赤影は何とか魔童子を倒したものの、受けた傷に苦しんでいた。そ […]
幻魔城の周囲には新型鉄砲の弾幕が張り巡らされている。何とか突破した赤影たちは城内に侵入するため湖に潜るが、湖底には怪獣・岩龍が待ちうけていた。岩龍は幻魔城へ侵入しようとする者を容赦 […]
完成した雷神砲の一撃で、安土城下の町は壊滅的な打撃を受けてしまう。幻妖斎は信長に安土城の引渡しを要求、そのうえ信長の愛娘である千姫を人質として連れ去ってしまう。この危機を救うため、 […]
赤影は露丸との勝負に敗れ、奈落の底へと突き落とされてしまった。白影は哀しむ青影と繭姫に忍者の厳しさと使命の重さを説き、夜叉王の後を追って剣山へと向かうことを決める。一方の夜叉王は、 […]
繭姫と赤影たちは平家の財宝が眠る場所の手がかりをつかむため、平賀の里へと戻ってきた。長老は心当たりの場所である剣山のことを教えるが、潜り込んでいた幻妖斎の手の者によってあえなく殺さ […]
ついに紅秘帳が幻妖斎の手に渡ってしまった。だが青影はあきらめようとせず、勇吉の拾ってきた犬の源太を使って幻妖斎の後を追う。彼の行く手に夜叉王が立ちはだかる。駆けつけた赤影が夜叉王と […]
平四郎は繭姫の身を案じ、平賀の里を飛び出した。だが、幻魔三人衆の一人・夜叉王によって捕らえられてしまう。闇天竺は平四郎に奇怪な催眠術をかけて操り、明世寺へと向かわせて繭姫の誘拐に成 […]
紅秘帳には平清盛の隠し財宝のありかが記されているという。激しい争奪戦の末、半分は赤影の手に、残りの半分は魔童子から幻妖斎の手へと渡った。繭姫は奪われた紅秘帳を取り返すため、青影たち […]
金目教との戦いも終わり、青影は久しぶりに飛騨の山奥へと戻った。懐かしい故郷での生活も束の間、青影は影一族の頭領から、ある事件を調べるよう指令を受ける。近ごろ平家の末裔である平賀一族 […]
敵の本拠地に乗り込んだ赤影たちに、多彩な技を駆使する忍者軍団が戦いを挑んでくる。中でも一番の強敵は露丸。彼は力の限りを尽くして赤影と斬り合うが、一対一の決闘に敗れると潔く自分の負け […]